戦前の清酒レッテルは
極彩色できれいなものが数多くありました。戦中になると、紙は粗悪になり、色も赤、黒などの二色が多くなります。戦後は、税務署で売った級別を示す卵形の「規格証」を貼る関係で、3点貼りが一般的になりました。その後、表示事項を正面に貼るレッテルに記載すれば良いことになり、1点貼り、2点貼りのものが増えました。以前は、レッテルの枠の中に酒銘と、「天下一」といった、今は使ってはいけない言葉や、酒銘に関係する山や川が描かれていた程度ですが、最近はデザインのレベルが高くなって、洗練されたものが多くなっています。もっとも、昔流の枠組みに酒銘のレッテルは風格もあり、捨てがたいものがあります。
update:2009年09月02日
